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東北大学加齢医学研究所 心臓病電子医学分野
東北大学大学院医工学研究科人工臓器医工学講座/ 医学系研究科内科学専攻心臓病電子医学
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自律訓練法 AutogenicTraining

 器質的な疾患が発見されない症例における不定愁訴に、「自律神経失調症」と言う病名が告げられてしまう場合も多いのですが、医学的に正しい病名ではありません。医学的に正しい病名には、正しい診断法と、治療法がなければならないわけなのですが、自律神経の失調という言葉は、患者さんの状態を示すことにはなりますが、病名としては医学的には存在せず、日本にしかない病名です。

 でも、実際に自律神経の調子が悪いのではないかと自覚される患者さんは現実的にいらっしゃいます。医学的に正しい病名ではないから、患者さんを放置することはできません。そこで、これらの不定愁訴に対して、「自律訓練法autogenic training」が試みられ、ある程度の効果が見込まれる症例が存在します。

 自律訓練法は、「自律」と、名が付いていますが、本来は、ドイツの医師シュルツらによって提案された精神を安定させるリラクセーションの自己暗示の方法論であり、自律神経の障害を関連があるかと言われれば、医学的な根拠については議論の余地があります。しかしながら、心身症における不定愁訴には、そのリラックスの効果により、症状軽減の効果があることもあり得るわけです。

 まず、安楽に座れる椅子かベッドの上で楽な姿勢で横になり、目を瞑って、以下のような公式を繰り返して、リラックスの効果を得ます

1、 右腕がとても重くなる。(左手がとても重くなる)

2、 右腕がとても温かい(左手がとても温かい)

3、 心臓が静かに鼓動している。

4、 呼吸がとても楽になる

5、 胃や腸がとても温かい

6、 額が涼しく感じる。

 寝る前でしたら、このまま入眠に進むこともできますが、昼間でしたら、自律訓練法が終わったら、仕事に復帰する前に、大きな伸び、両腕の屈伸動作などの「打ち消し動作」を行い、できれば少し体操して、仕事などに戻れる体制を整えましょう。

 「病は気から」と、申しますが、この公式を見れば、自律神経系の機能障害における制御機能を、脳の高次中枢で代行しようとしている方向性がよくわかります。

Last modified:2009/12/03 17:51:37
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