ニューイングランド複雑系研究所


  平成1621日、ニューイングランド複雑系研究所での特別講演を依頼され、家族的な雰囲気の中、我々の複雑系に関する数理研究についてご紹介してまいりました。

 

緊張して話しています。英語で数学の話は辛いなあ・・・

 

現在、大学院4年生の柴田宗一君がボストンのケンブリッジ地区、MITの一角に存在するマサチューセッツ複雑系研究所に留学中で、人工生命的セルオートマトンの医学応用について研究しています。

 

カオス的大学院生、柴田宗一君。

 

アメリカだけでなくドイツやポルトガル、更には日本からはバードメディカルスクールなどに留学中の東大病院や阪大などの医師や数理科学者なども出席し、和やかな雰囲気でしたが活発な突っ込みに往生する場面もありました。

ちょっと記念写真。

 

メガスタディ全盛の世の中ですが、医学研究も、人間を使った薬の治験で、理由はわからんけど「使った!治った!効いた?」という研究などばかりでなく、まず動物実験で研究を行うのが倫理的に基本になりますし、グリーンピースが賑やかな現在、動物実験も中々厳しくなってきました。

数理的なモデルで動物実験や臨床試験が代替できる側面があれば、あらゆる医学研究にとって福音になりえる理屈です。

東北大学では、数理モデル、電気回路モデル、水力学的モデル、動物実験モデル、更に臨床データを駆使して生体の非線形ダイナミクスの複雑性について研究を蓄積しています。

研究所長のYaneer Bar-Yam博士にも喜んでいただき、私どものデータに興味を持ていただけたようで、“Keep in Touch with us”ということでした。

ニューイングランド複雑系研究所所長ヤナーバーヤン博士

 

臨床、実験、理論のインターアクションの国際共同研究の飛躍的発展が望まれます。

 

 

京都の国際高等研究所の複雑系ワークショップで喧嘩をしていた大阪大学の時田君と、

まさか、ボストンくんだりまで来てひょこり出会うとは思わなんだ・・・。


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