人工括約筋!

― 文部科学省振興調整費採択に成功


 東北大学の人工括約筋プロジェクトは、文部科学省の大型研究予算、振興調整費に採択されました。億単位の大型予算で、人工括約筋の具現化を目指します。

 

人工括約筋山羊

 

 人工肛門の患者様のための、従来は不可能であった排便のコントロールのための具現化する全く新しい人工臓器の開発を目標に精力的な開発研究をすすめます。

 研究代表者は、流体科学研究所の羅助手で、加齢医学研究所の劉君、段君がポスドクとして採用されることになり、括約筋の動物実験をサポートすることになりました。

 これにあわせて加齢医学研究所の動物実験研究施設を改造し、山羊用の研究ケージに監視用テレビカメラが内蔵され、どこからでも動物実験の管理が可能になります。最終的には患者様に埋め込まれた後もインターネットセキュリティシステムを駆使した人工臓器のリモート管理を目指しています。

 

加齢医学研究所慢性動物実験施設

 

 三年間の研究計画によって括約筋の基本設計をリファインすると同時に、日本人工臓器学会などの学術組織ともタイアップして臨床前試験へ進展させ、具体的な企業化も目指します。

 

 

人工心筋山羊の「ななこちゃん」と、人工肛門山羊の「ももこちゃん」

左から白石博士研究員、伊藤秘書、山家助教授、王博士研究員

 

 現在、既に海外のベンチャー企業からも問い合わせが相次ぎ、日本発の全く新しい人工臓器として発展が期待されます。


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